本記事は、Javaを一から学んでいく際の学習メモとして書かれています。
主にインプレスから出版されている「スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)」の内容に沿ったかたちで学習していきます。
今回は、Javaプログラムの基本的な書き方について学んでいきます。
プログラムの基本構造
とりあえず、以下のHello, World!
を出力させるプログラムを見てみます。
// HelloWorld.java public class HelloWorld{ public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello, World!"); } }
まず、2行目のpublic class
に続くHelloWorld
がクラス名となり、Javaのソースファイルはこのクラス名.java
で作成しなければならず、またクラス名はアルファベット大文字から始まるものが一般的です。
次に3行目のpublic static void main(String[] args)
はmainメソッドと呼ばれるもので、ここに記載された文(statement)が上から順に実行されていきます。
最後の4行目が実際にターミナル上にHello, World!
を出力する命令になり、これらの文の末尾はセミコロン(;)で終端されます。
また波括弧({})で囲まれた部分はブロックと呼ばれ、Javaのソースコードでは上記外側のクラスブロック(class block)と、内側のメソッドブロック(method block)の2重構造になります。
コメントについて
ソースコード内にコメントを記載する場合、以下のように記述します。
// HelloWorld.java public class HelloWorld{ public static void main(String[] args) { // コメント /* コメント コメント */ System.out.println("Hello, World!"); } }
コメントは、単一行の場合は//
を使い、複数行の場合は/* */
でコメント部分を囲みます。
なお、コメントについてはソースコード内のどこにでも記載することができます。
最後に
今回はJavaのソースコードを作成する上での基本的なルールについて確認をしました。
次回はJavaでの変数と型について学んでいきます。
参考書籍